卒業論文のおはなし*いっちゃん
みなさん、こんにちは!
社会福祉学部人間福祉学科4年、いっちゃんです。
ブログへの登場は昨年5月以来です。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目まぐるしく過ぎていった2021年が終わり、2022年を迎えました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、卒業論文の修正作業に追われる日々を過ごしています。
「目まぐるしく過ぎていった」と書いたように、2021年は、
私の大学生活の中で最も忙しい1年でした。
というのも、普段の授業に加え、実習、就職活動、そして卒業論文など、
同時進行でたくさんのことをこなしていく必要があったからです。
特に卒業論文は、物事を計画的にやるのが苦手な私にとって、
(小学生の頃の夏休みの宿題は、締め切りギリギリまでやっていました…汗)
苦労の絶えない…いえ、たくさんの学びを得た有意義な経験となりました。
(言葉を選んでいます…笑)
ということで今回は、この「卒業論文」について書いていきたいと思います。
細かい部分は、大学や学部によって異なっていますが、
ここでは、私が在籍する社会福祉学部の卒業論文について、書いていきます。
卒業論文とは、かなりざっくり言うと、
卒業研究の成果として提出する、長~い文章のことです。
大学での学びの集大成ともいえます。
自分が興味のある、そして世の中の役に立つと思われるテーマを自分で設定して、
それに関する、過去に書かれた論文や書籍などの「文献」を調べ、
必要に応じて統計調査やインタビュー、実験などを行ない、
それらを土台(根拠)としながら、自分の主張を述べていきます。
「巨人の肩の上に立つ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
過去に先人たちが積み重ねてきた、その膨大な蓄積の上に立つことで、
それまで見えてこなかったものを新たに見ようとすること、
これが、研究をするうえでの基本となります。
そのため、主張の根拠を明確に示すことがとても重要になってきます。
主張があっても、それを裏付けるものがなくては、説得力がないですからね。
実際に私も、文献を調べて収集することに加えて、
Googleフォームを用いて調査を行い、そこから得られたデータを分析して、
論文を執筆しました。
文字数が気になると思いますが、私の在籍する社会福祉学部では、
20ページ以上が目安とされています。
ちなみに私は、巻末の資料を除いて55ページになりました。
私の友人では100ページを超える人もいます。
「多いな…」と思われるかもしれませんが、ご安心ください(笑)。
グラフなどの図表も含んでいるので、文字数だけだと、もうちょっと少ないです。
もちろん多ければ多い方がいいというものではなく、
テーマに沿って簡潔に書くことも大切です。
しかし、自分でも意外なのですが、
書いているうちに熱が入り、もっと書きたいと思うことがよくありました(笑)。
あまり行き過ぎるとテーマから外れてしまいそうになるので、
冷静になって見直すことも大切だと感じました。
卒業論文に取り掛かるのは、おおむね4年生の春です。
そのタイミングで、ゼミの先生にご指導いただきながら、
研究のテーマを決め、計画書を作成します。
(ゼミについては、一昨年の11月にCAブログで紹介しているので、
興味のある方はご覧ください。)
その後、学部内での構想発表会(5月)、中間発表会(10月)を経ながら
12月末の提出締め切りに向け、論文を執筆していきます。
ただ、この後も、最終報告会(2月)に向けて、修正を行っていきます。
ちょうど私は今、この修正作業をしているところです。
このように卒業論文は、
約1年かけて、文献収集、調査、分析、執筆を行なっていくものです。
長いスパンで、これだけ多くの作業をしていくためには、
計画的に進めていくことが重要です。
自分は計画性がないな~と思う人は、
今のうちから、物事をすぐやる癖をつけておくと、
後々のためになると思います(笑)
そうはいっても、締め切りまでの期間が長いと、
「まだいいか」と思って、つい後回しにしてしまいますよね…。
そこで私は、ゴールまでの道のりが長いときは、
いくつかの小さな目標に分けて、計画を立てるようにしています。
スモールステップといって、小刻みに目標を達成していくことで、
「できた」という実感が得られ、物事が進めやすくなる
といわれている方法です。
何度も達成感が味わえて、モチベーションを保つことができて、嬉しいですよ~!
ぜひ一度お試しください~!
さて、ちょっと長くなりましたが、このあたりで結びたいと思います。
受験生の皆さんは、勉強もラストスパートに差し掛かり、
試験に向けて不安な気持ちでいっぱいだと思います。
自分の中の不安を払拭するには、
今できることをとにかくやる、ということに尽きると思います。
自分で「やれることは全てやり尽くした!」と思えるくらい取り組めば、
実力もつきますし、自信もつきます。
自信は、試験当日の自分にとって、何よりのお守りになります。
当日は緊張すると思いますが「試験だ」と気負い過ぎず、
自分のいいところを伝える場であると捉えて、自信をもって臨んでください。
今、不安な気持ちでいるのは、
自分の夢や目標に対して真剣に考えて、向き合っている証拠です。
本当に素晴らしいことだと思います。大丈夫。
満足のいく結果になることを願っています。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
では、また。
いっちゃんでした!