日本の趣 ~和風月名~*まどるん
寒さが段々と厳しくなってきて、遂に初雪が降りましたね。
気が付けば、2022年も残り1か月余りとなりました!
みなさんは11月の「和風月名(和月)」って知っていますか?
まず、和風月名とは、日本独自の月の呼び名のことを指します。
11月は“霜月”といいます。12月は師走といいますね。
実は、この和月には一つ一つ意味があるんです!
今回は2つ紹介します!
1つ目は割と有名な10月の「神無月」。
これは、10月に全国の神様が島根県の出雲大社に集まるため、神様がいない月ということで「神無月」と付けられています。
ちなみに、出雲大社ではこの期間だけ「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
神無月に対して使われているようです。
2つ目は11月の「霜月」。
これは、文字通り霜が降りる月ということで付けられています。また、霜降月・霜降り月が省略されたという説があります。
この、霜月の別名があります!「神来月・神帰月(かみきづき)」です。
10月の「神無月」に日本全国の八百万の神々が出雲大社に出かけています。その、お出かけになった神々が11月に帰ってくるため、この呼び名が付けられました。
月の前後で意味の繋がりがあるのってすごく興味深いですね。
「和月」は代表的な呼び名と別称があります。それぞれ、季節が関係していたり、気温が関係していたりしています。今回紹介したように、月と月の意味が繋がっていることもあります。意味を知ると、普段より季節を感じたりその月の風景に少し趣を感じられたりすると思います。
肌寒い時期ですが、日本の心・和の心を感じ、残りの2022年も楽しんでいきましょう!