自分にしかわからない特別な「性質」*こえだ

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社会福祉学部社会福祉学科4年のこえだです(^_^)

CAをはじめてはや4年目。大好きな同期&可愛い後輩たちと、高校生のお役に立つために、最後の1年頑張ります!!

 

さて、久々のブログですが、どうぞおつきあいください。

 

昨年私は、自分の性格を形成した要因を知りたい!と思った時期があり、ネットやYouTube、本など、様々な媒体に触れてみました。

その結果、自分自身をよく知れる手引きのような本に出会いました。

それが、「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さん』の本」

(武田友紀著、株式会社飛鳥新社 http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864106269.php)です。

 

「繊細さん」?なんだそりゃ?はい、そう言われると思いましたー(笑)

 

この本では、「繊細さん」の、相手の感情、光や音などあらゆる情報(いいものも悪いものも両方)をキャッチできるが、

低刺激なことでも大きな衝撃になりかねない、という心の仕組みについて書かれています。

 

私はこの本を読み、紹介されている様々な事例に実感を持って共感したことで、「私って繊細なんだ!」と気づきました。

また、同じような思いや感じ方をしている人が自分以外にもいるとも知りました。

そして、これまで傷つき、悲しい思いをしてきた経験が、「繊細な自分」を私自身が認識していなかったことによるものだったと理解しました。

 

具体的に例を1つ挙げると、

近くに不機嫌な人がいると、その感情が伝わって、心臓がどきどきし、胸が苦しくなる。

(手荒くお皿を洗い場に置く音、ドアを閉める音など、動作から感情が伝わってくる。)

 

この本を読む前は、どうしてこんなに人の気分や言葉、感情にすぐびくびくしてしまうんだろう・・・。と思っていました。

両親や先生からは「気が弱い」「すぐ泣く」と小さい頃から言われていたので、「私の心が弱いからなんだ」と自分を責めていました。

でも実際は、心が弱いのではなく、周囲から受ける情報を人一倍受け取りやすい敏感なセンサーを生まれつき持っていただけだったんです(笑)

 

それと同時に、繊細だからこそ、他の人には見えていない気づけない世界に生きていることも分かりました。

色や臭い、音、小さなものの動き、変化をじっくり味わえるから、特別何をしたわけでも無いのに、心が満たされるのだと気づきました。

私にとっては、四季や天候で変わる空気の香りや、生き物の成長、映画に出てくる細かな演出など、微妙な変化が味わい深くてたまらないです(^_^)

 

外を歩いていれば、誰よりも早く虹に気づくし、知り合いがいたら相手が気づくよりずっと早く私の方が相手の存在に気づきます(笑)

だから挨拶するタイミングにいつも迷ってしまう(笑)

 

自分の「性質」を知ると、欠点(欠点とは表現したくないのですが分かりやすく欠点と表現)だと思っていたことが大きな強みであり欠点と表裏一体だったことに気づきます。

そして、欠点を大切に守れるような対策をとることが可能になります!

 

今私は、自分にとって良いものをたっぷり感じられるよう、こんな対策をしています(^_^)

・人が多いところでは耳栓で音を遮断、だて眼鏡で視界を狭めて過剰な情報の流入を防ぐ。

・センサーが反応しても「反応してるけど、無視」と受け流す。

こういうことをしてみた結果、人の感情や環境からいらない影響を受けることが減りました。

機嫌の悪い人が近くにいても、今は何にも思いません(笑)

 

結局何が言いたかったのかというと、自分の「性質」を積極的に理解しようということです。

理解すれば、他の人には無い強みに気づき、自信を持って自分を大切にできるようになると思います。

そして、もっと生きやすくなるよう、欠点への対処法を実践出来ます。

 

今よりも気持ちよく生活するために、「性質」を知る、やってみませんか?(^_^)

 

長くなりましたが、今日の内容は以上です。

それではまた!

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