研究という新たな体験*じゅっちゃん

皆さんこんにちは!

 

ソフトウェア情報学部CA4年のじゅっちゃんです。

 

1月下旬になり、かなり寒い季節になりましたね。

私は自分の部屋で使うためにストーブを買いました。

小さいですが、底冷えが改善されてとても楽に暮らせるようになりました。

 

さて、私は大学4年生になり、もうすぐ岩手県立大学を卒業します。

長いようで短かった4年間でした。

現在は卒業論文成果報告会に向けてのプレゼンテーション資料作成と最後の実験に向けての準備を行っています。3年生から始まった卒業研究もいよいよ大詰めです。研究は私に新たな体験をたくさんさせてくれます。今日はその話をします。

 

私はドローンの測位(位置を測定すること)の研究を行っています。ドローンの測位のためには測位を行うための機材の開発を行わなければなりません。そこから私の長い研究開発期間がスタートしました。

私はまず、機材を作成するために機材に書き込むプログラムをパソコンで開発しました。アルファベットをプログラミング規約に従って打ち込んでいきます。

書き方を間違えるとパソコンの画面にエラーの赤文字がたくさん出ました。これを直すのが意外と苦労します。また、物理的に部品を壊したこともありました。開発をしている機材に高い電圧をかけて焼いてしまったこともありました。

こういう経験を通して、研究は失敗という体験をたくさんさせてくれます。また、そこからどう立ち直るかを学ぶことができます。これは中学校、高校では滅多に体験できません。

 

また中学校、高校では体験できず大学の研究で体験できるのが、先生が絶対的に正解ではないということです。中学校や高校の授業を聞いていると先生が前に立って話、それを生徒が学ぶという形がほとんどです。そして先生は間違えていないという前提があります。しかし大学の研究では先生が研究指導のなかで間違えることもあります。それは私の先生の能力が低いのではなく、研究にはたくさんの失敗が伴うため先生も失敗することがあります。

私にとってそのような体験は少なかったので”先生の指導内容を疑ってみる”っていうことを体に慣れさせるのに少し苦労しました。

 

私にとってこれらの体験がとても不思議なものでした。大学生になり4年が過ぎて最後にこういう経験をしながら研究できたことが、とても楽しかったです。

このブログを読んでいる人は中高生が多いと思いますが、こういう経験をしながら新しい発見に出会いたいという人には大学が向いていると思います。

もしこのブログが進路選びの一つの参考になってくれたら嬉しいです。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

私は関西出身なので、最後は関西風に終わりたいと思います。

ほんまおおきに!!