私が行う地域活性化事業について!*めいぷる
CA2年のめいぷるです。今回は、私が総合政策学部で行っている地域活性化事業について書いていきたいと思います。私が行っているのは、紫波町にある「日詰商店街活性化事業」です。この事業のコンセプトは「域外人材である学生が、紫波町の地域内人材と協働し、日詰地区の活性化に向けた方策を検討」するというものです。
1.紫波町日詰商店街とは
日詰商店街は紫波町の中心部に位置し、周辺に商業施設(紫波町オガール)がある。かつては宿場町で商業と文化の集積地でした。現在、食堂や菓子店、居酒屋など約20店舗が立ち並んでいます。
2.日詰商店街の課題
この商店街の課題は、「商店街の衰退」ということです。具体的には、「人の流れの減少」や「空き店舗、空き家の増加」などです。この課題の背景として、「市町村別にみた地元購買及び流出の状況(品目総合)」(岩手県広域消費購買動向調査)によると、紫波町民は買い物をする際に郊外・バイパス沿い店舗の選択割合が高いことが挙げられます。つまり、紫波町民は個人商店等が集まる日詰商店街よりも、郊外にある大型ショッピングセンターに足を運んでいるということです。
3.課題解決に向けた取り組み
この課題を解決するために、これまで二つのイベントを行いました。一つ目は、日詰商店街に人を呼び込むイベントとして岩手県立大学のさんさ踊り実行委員会と協力し、日詰商店街でさんさ踊りを行いました。また、事前に近隣住民の方々にポスターを配布し、情報の周知を行いました。その結果、多くの方々に来ていただくことが出来ました。
そして二つ目は、日詰商店街で駄菓子屋さんを開くということです。これは、子供たちをターゲットにして、自分達で駄菓子を仕入れて売る企画です。イベントの概要が決定してから、事前にポスティング作業を行いました。結果として、多くの親子に足を運んでもらい、日詰商店街への人の流れを作ることが出来ました。