【Q&A】他学部と交流した学びにはどのようなものがあるの?*回答者:とみー

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こんにちは!

CA4年のTommy(とみー)です!

 

こちらではCAへの質問コーナーにいただいた「大学の教授から他学部と交流した学びがあると聞いたのですが、

どのようなものだったか具体的に教えてほしいです!」に回答したいと思いますよ~♪

 

質問していただいたみるさん、ありがとうございます!

 

 

今日は、これまでの大学生活や総合政策学部での学びの中で感じた、他学部との交流について書きたいと思います。

 

総合型選抜(AO)や学校推薦型選抜を受けるみなさんは特にこういった点が気になりますよね!

わたしも受験生の時は同じように思っていたので、とっても懐かしい気持ちになりました…!

以下に思いつく限りで学部間の交流について書いていきますね!

 

 

①     フィールドワーク(現地学習)での交流

まず、この質問をいただいて最初に頭をよぎったのは、「いわて創造学習」などの副専攻「地域創造教育プログラム」です!(入学案内P12~)

私自身も1~2年生でいわて創造学習の授業を受けました。

この授業ではおもに1泊2日で県内各地の市町村に行き、直接住民の方や自治体の方にインタビューをしたり、

地域の現状を自分の目で見て確かめたりすることで学びを深めます。

また、事前に地域のことを調べたり、知りたいことをまとめたりする段階でもたくさん交流できる授業になっています。

地域に出て調査や学習をするのは、総合政策学部のイメージが強いかもしれませんが、この授業の魅力の1つは「学部・学年問わず交流できるところ」です。

授業の後半では、実際に足を運んだからこそわかることや地域の課題についてチーム内でまとめていくのですが、ここで学部と学年を超えたつながりが特に発揮されます!

1年生のフレッシュな視点、2~3年生の学部の専門性が身についている視点、そして各学部ならではの視点などが融合することで、より深い学びや考察につながっていきます。

この授業を通してできた縦と横のつながりは、かなり強く残る素敵なものになると思いますよ!

 

②     学部の壁を越えた授業選択(基盤教育編)

岩手県立大学では各学部や各分野の入門編のような科目が用意されていて、さまざまな分野の基礎知識を学ぶことができます!

4年制大学の学生はその授業のほとんどを自由にとれるので、ここでも交流が生まれます!

Tommyの体感になりますが、大学に入ると高校の時よりもグループワークなどの話し合いを用いる授業スタイルが多い感じがします。

そのため、グループワークなどで多くの交流がありますよ~!

あとは、英語やほかの外国語の授業、情報リテラシー(パソコン)の授業は4年制の学生は入学してから全員とる科目で、これらの授業のクラス分けも学部がランダムなことが多いので、交流できるチャンスです^^

 

③     学部の壁を越えた授業選択(他学部の授業編)

他学部の授業??と思った方もいるかもしれませんが、タイトルのとおり、自分が所属していない学部の授業も選択できることがあるんです!

このような学び方は「他学部履修」と呼ばれています。

もちろん専門性や、時間割の関係などからすべての授業が他学部履修の対象というわけではありませんが、

自分の興味や知識の幅を広げることができ、わくわくするのがこの他学部履修!

Tommyは2、3年生のときにそれぞれ1科目ずつ社会福祉学部の授業を選択して学びました。

私はもともと社会福祉に興味を持っていた&大学で地域の公共交通について学んでいるため、

幅広い視点や知識を身に付け、高齢者福祉に関係した卒業研究をしたかったということで、

他学部履修をしていました。

 

私は「福祉工学」という福祉機器やユニバーサルデザインバリアフリーなどに関する基礎知識を学ぶことができる授業と、「認知症ケア論」という、認知症のメカニズムや特徴、サポートの方法を学ぶことができる授業を社会福祉学部の学生に混ざって受けました!

はじめは見知らぬ顔ばかりでそわそわ緊張しましたが、グループワークやペアワークでの交流や意見交換はとっても充実していましたよ~!

福祉工学では、義肢装具(義手や義足など)や福祉用具を実際にさわって使ってみたり、

さまざまな特徴を持った車いすを乗り比べながら大学の周りを走ったりと、とっても興味深い内容でした^^

認知症ケア論では、「認知症への理解」というテーマで新聞記事を探して発表しあうワークが印象的でした。

私の総合政策学部的な考え方は、普段社会福祉を専門的に学んでいる人たちとは異なることも多く、

お互いに(?)刺激となる良い機会だったのではないかと私は感じています!

 

以上3点について書いてみました!他学部との交流では互いに刺激を与えあい、

新たな気づきが生まれることが多いため、ぜひ岩手県立大学に入学してこの良さを体感していただければと思っています。

 

また、岩手県立大学(滝沢キャンパス)の特徴として「すべての学部の建物がつながっていてそもそもの距離が近い!」ということがあります。

そのため、大学内でほかの学部の人と顔を合わせる機会も多く、授業で知り合った人とまた交流ができたりと、

魅力がたくさんありますよ~!

難しい話になってしまうので今回は書きませんが、学部の壁を越えた研究が行われることもあります。

インターネットで検索できるものもありますので、もっと知りたいという方はチェックしてみてくださいね!

 

 

以上とっても長くなってしまいましたがTommyからの回答でした。

お手数ですが質問をくれたみるさん、質問の意図が間違っていたりしたらまた質問コーナーで教えていただければと思いますm(__)m

 

ほかの質問も随時大募集中です!

ひとつひとつの質問に丁寧にお答えできるようにするため、すぐに回答ができない場合が多いですが、

ぜひ私たちを頼っていただけるとうれしいです。

 

短く回答できるものについてはTwitterInstagram で回答をしていますので要チェック!

 

以上Tommyでした!またね~~~!

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